東京国立博物館のはにわ展は、平日でも人であふれていました

芸術鑑賞

感想

東京国立博物館で挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」が開催されています。
私は、20年以上前に東京国立博物館に行った時に、「埴輪 踊る人々」を見て、はにわに魅了されました。

その「埴輪 踊る人々」が解体修理され、修理後初お披露目になるというので、混雑を覚悟の上で、見に行ってきました。

事前のリサーチで、週末は入場するにも列ができていて、ゆっくり見られないことがわかっていたため、比較的空いているという平日の午前に行くことにしました。
私が国立博物館の入り口に着いたのは、午前10時30分で、その時は博物館の入り口は少し人が並んでいましたが、はにわ展の会場である平成館の入り口には行列はなく、スムーズに入ることができました。

これは思ったよりも混んでいないかもと思ったのもエスカレーターを上がる前までで、エスカレーターを上がったら、人であふれていました。

いつもなら音声ガイドを借りて、解説のある作品の前でガイドを聴きながら、じっくりと鑑賞するのですが、作品の前に何重もの人の壁がある状況ではゆっくりできないので、音声ガイドを聴きながらの鑑賞はあきらめることにしました。

この展覧会は、一部を除き写真撮影可能ということもあり、多くの人がスマホや一眼レフで、はにわを撮影しており、他の人が映らないように人が動くのを待っているため、ところどころで人の流れが滞留していました。

目当ての踊る人々は、入り口を入ってすぐのところに展示されていて、人の輪が三重くらいありました。上の写真は、たまたま人が少なくなった時に撮影したもので、そのまま載せても問題ないと思われるものです。五体の挂甲の武人など何枚も写真を撮影しましたが、人の顔が映っていないものはほとんどありませんでした。

ところどころに国宝や重要文化財があり、人であふれていなければじっくり見たいところでした。
じっくり見たい場合は、会期の前半の平日を狙った方がよさそうですね。

この特別展の図録は、3,300円もしますが、現地でじっくり見られなかったので、奮発して買ったところ、これが当たりでした。
何と「踊る人々」に10ページが割かれ、全体の写真、アップの写真、修理前の写真、修理後の写真、修理のコラムとはにわ好きにはたまらない内容でした。
他にも、五体の挂甲の武人が蛇腹の形で1枚に収められ、同時に見ることができるなど、図録にお金がかかっていることがわかります。

これからはにわ展に行く方は、図録を忘れずに購入することをお勧めします。
平成館のミュージアムショップでは、売店の行列を並んだ上で店員さんに口頭で伝えて購入する形になりますが、本館のミュージアムショップでは、平置きで置いてあるので、並ばずに購入することができます。

12時過ぎに平成館を出た時には、長い入場の列があり、20分待ちのプラカードを持った方がいたので、早めに行って正解でした。

なお、平成館1階の「日本の考古」のところにも、はにわや銅鐸などの展示があります。
特別展ほど混雑していないため、こちらにも寄ることをお勧めします。
国宝や重要文化財がたくさんあって驚きました。

開催概要

  • 会期 2024年10月16日(水)~12月8日(日)
  • 会場 東京国立博物館 平成館

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oni
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知らなかったことを知ることに喜びを感じるAB型の会社員です。

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