<感想>
上野の東京国立博物館平成館で開催していた古代メキシコ展に行ってきました。
話題の展覧会ということもあり、混雑が予想されたため、比較的混雑しないと思われる夜間開館の時間を狙って行きました。
17時過ぎに入ったところ、人が多すぎて展示物が観られないというほどではありませんでしたが、展示物を最前列で観るには、数人が並んでいる輪の後ろに並んでしばらく待つ必要があるという感じでした。

展覧会のチラシにも掲載されている「死のディスク石彫」(上の写真)、「赤の女王のマスク・冠・首飾り」、「鷲の戦士像」(下の写真)は特に混雑していました。

私の古代メキシコについての知識は、世界史の教科書レベルだったため、この展覧会でこれまで知らなかったことを多く知ることができ、よい刺激になりました。
人身供儀(人身御供、生贄)の風習があり、神に心臓を捧げていたことを知った時には、驚きました。
上白石萌音さんの音声ガイドを聴き、解説を聴いた上で観るのと、解説を聴かずに観るのでは、感じ方も違ってくる気がします。
また、この展覧会は、全作品写真撮影可能なので、興味を持った作品は、写真撮影し、後日見ることができるという点もよかったです。
なお、展示室内は、空調がきいており、寒く感じるほどでしたので、体温調整できる服装で観ることをお勧めします。
私はコインロッカーに上着を入れていたため、最後の方は寒くてゆっくり見られなかったことが心残りです。

<開催概要>
「特別展 古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」
東京国立博物館 平成館
2023年6月16日(金)~9月3日(日)
九州国立博物館
2023年10月3日~12月10日
国立国際美術館
2024年2月6日~5月6日