感想
樋口一葉と言えば、「たけくらべ」、夭逝、5,000円札の顔という知識くらいしかありませんでした。


一葉記念館に行き、学問が好きだったが母の反対で進学できなかった、父の死により生活に困窮し雑貨店を開業するがライバル店の出現により店を閉めることになった、短期間に傑作を発表し続けた、24年の人生で15回も転居した、ということを知ることができました。


展示は、2階で樋口一葉の人生が時系列で展示され、3階で樋口一葉の死後に出版された書籍や舞台等の資料が展示されています。
3階には、現在の五千円札の2番のお札が展示されていました(1番は貨幣博物館にあるそうです。)。
展示されていた資料は、複製やレプリカが多かったのが少し残念でした。
古い資料が多いため、保存の観点から仕方ないのかもしれません。
2階の展示を見る前に、1階のモニターで樋口一葉の一生という映像を見ると、理解が深まったので、おすすめです。
ぐるっとパスで入場できるからという軽い気持ちで行きましたが、思ったよりもよかったです。
見学時間の目安:約80分(すべての展示の内容をじっくり見た場合)、
約40分(興味のあるところだけを見た場合)
1階の右奥のところにコインロッカーがあります(100円返却式のもの)
交通アクセス
東京都台東区竜泉3丁目18番4号
地下鉄 日比谷線「三ノ輪」駅 徒歩10分
私は、三ノ輪駅から歩いて行きましたが、日影があまりないため、暑い日は水分補給や日傘などの対策をして行くことをおすすめします。