<感想>
東京大空襲・戦災資料センターに行き、戦争と平和について考えてきました。
最寄り駅は、都営新宿線の住吉駅で、筆者はJR秋葉原駅から岩本町駅まで数分歩いた後に、都営新宿線に乗って住吉駅まで行きました。
秋葉原駅からバスで行くと、東京大空襲・戦災資料センターの近くまで行くことができますが、バスの本数が少ないため、時間が合わない場合は都営新宿線で行くのがよいのかと思います。
住吉駅からは、下町の雰囲気のあるところを歩いて18分くらいです。街並みを歩きながらだとあまり遠い感じはしません。
東京大空襲・戦災資料センターは、1階が映像・講和室で、2階が展示室という構成です。
1階の映像・講和室は、映像と地図の展示が中心です。映像については、受付の方に依頼すれば、上映されている映像以外のDVDを見ることもできます。筆者が行った時間帯は他の入館者がほとんどいなかったため、受付の方に依頼し、1970年代に放送された東京大空襲のNHKスペシャルも見せてもらいました。
2階の展示室は、当時の暮らしがわかる貴重なモノの展示はもちろんですが、空襲後の写真が複数展示されており、戦争の悲惨さを実感することができます。
遺体の写真も複数あるため、写真撮影が禁止されているものも多くありました。
パソコンを操作して証言映像を見ることもできましたが、筆者の入館時間が遅かったため、見られませんでした。
ゆっくり見て回る場合は、滞在時間として2時間は考えておいた方がよさそうです。
順路の最後には、図書コーナーがあり、東京大空襲や戦争に関する本が多く置かれています。現在は絶版となり、入手困難な本もたくさんありましたので、興味のある方はいろいろな本を見られることをおすすめします。
なお、「東京大空襲・戦災資料センター図録 いのちと平和のバトンを」は、書店で買うよりも少し安く購入することができますので、訪れた際には購入されるとよいと思います。もちろん、私も購入しました。
東京大空襲・戦災資料センターは、交通の便があまりよくありませんが、一度は訪れる価値のあるところだと思います。