1日目の行程表
飛行機 羽田空港発 ANA663便 長崎空港着
バス 長崎空港発 4番乗り場 平和公園バス停着
①爆心地公園、平和公園 所要時間1時間
②長崎原爆資料館 所要時間2時間
市電 大学病院前発 八千代町着
③ホテル ヒルトン長崎
1日目の感想と写真
全国旅行支援が始まるというニュースを見て、一度は行ってみたかった軍艦島に行くことにしました。
楽天トラベルでホテルの空室情報を確認したところ、既に満室の日も出てきていたため、さかのぼって全国旅行支援が適用されることを期待して、2022年10月3日に11月の予約を取りました。
その後、遡っての全国旅行支援の申請手続きにはらはらしたりもしましたが、無事に適用され、充実した旅行をすることができました。
初日は、写真のような雲一つないよい天気だったため、早めに羽田空港に行き、展望デッキやラウンジの窓際で飛行機の離陸を見て、非日常気分を楽しみました。
長崎空港からのバスは、飛行機の着陸に合わせて出発してくれます。飛行機が混んでいたため、バスが満席になると困ると思い、小走りでバス停に向かいましたが、出発時でも2割くらいの乗車率でした。
飛行機には修学旅行生がたくさん乗っていたため、送迎バスで移動した人が多かったのかもしれません。
爆心地公園、平和公園
長崎に着いてまず向かったのが、爆心地公園です。
1945年8月9日に起こったことを考えながら、被爆当時の地層、浦上天主堂遺壁、防空壕跡、平和公園、平和の泉、平和祈念像を回りました。
長崎原爆資料館
長崎原爆資料館では、ガイドレシーバーを借りて、一つずつ解説を聴きながら、見て回りました。
平和学習で小学生も来ることが多いため、多少表現は抑えられていると思いますが、モニターで写されるスライドショーの写真は、心に響くものがありました。
また、原爆の投下目標が二転三転し、1945年5月10日の時点では横浜も候補に挙がっていたことを知り、驚きました。
最終的な候補から横浜が外されたのは、外国人が多く住んでいたからなのでしょうか。それとも、東京に近かったからなのでしょうか。
ヒルトン長崎
当初の予定では、日本二十六聖人記念館と稲佐山にも行くつもりだったのですが、原爆資料館での衝撃が大きく、早めにホテルに行き、ゆっくりすることにしました。
ホテルは交通の便を考え、長崎駅に隣接するヒルトン長崎を選びました。
新しく開業したホテルということもあり、室内はきれいで、高級感がありました。
上の写真は、温浴施設(大浴場)に行く通路です。
通路にも強いこだわりが感じられ、ヒルトン長崎を選んでよかったと思いました。
2日目の行程表
バス 八千代町発 晴美台団地行 松ヶ枝国際ターミナル着
①大浦天主堂 所要時間1時間
②グラバー園 所要時間1時間
③出島 所要時間1時間
④軍艦島クルーズ(高島、軍艦島) 所要時間3時間
2日目の感想と写真
大浦天主堂
長崎観光で検索すると、必ず出てくるのが大浦天主堂とグラバー園です。
長崎に来て、ここを外すわけにはいかないということで、早起きして、軍艦島クルーズまでの間に回ってきました。
天気が良かったので、大浦天主堂のステンドグラスに太陽の光があたり、とてもきれいでした。天主堂の中は写真撮影が禁止のため、写真はありません。
また、キリシタン博物館の展示が充実していて、キリスト教の歴史や考え方を知ることができました。
グラバー園
グラバー園は、現存する日本最古の木造洋風建築物である旧グラバー住宅を始めとする明治期の建築物が集まっている庭園です。
高台に建っているので、景色がよく、稲佐山がはっきりと見えました。
出島
日本史で学ぶ江戸時代の長崎といえば、出島です。
ブラタモリでも出島が紹介されていたので、楽しみにしていました。
ここで海外との貿易が行われていたということを感じながら、回りました。
建物は、復元されたものですが、復元まではいろいろな苦労があったようです。
出島の中に江戸時代の出島を再現したミニ出島があったのが面白かったです。
軍艦島クルーズ
今回の長崎旅行のメインがこの軍艦島クルーズです。軍艦島へは、決められた観光船でのみ上陸することができます。
軍艦島クルーズは、プレミアムシートがある会社、お土産に石炭をもらえる会社、軍艦島デジタルミュージアムに安く入れる会社、軍艦島以外の島にも寄港する会社と複数の会社が観光船を運営していますが、私は、軍艦島以外の島(高島)にも寄港し、金額もあまり高くない軍艦島クルーズ㈱のブラックダイヤモンド号にしました。
乗船口の近くにゆめタウン夢彩都という大型ショッピングモールがあるので、私はそこで酔い止めを買い、荷物を地下1階にあるコインロッカーに預けました。
長崎港出航後、まず高島に寄港し、高島石炭資料館の前で出島の模型を見ながら、ガイドの方が見どころの説明をしてくれます。
高島は、有人の島で、ガイドの方は高島にお住まいとのことでした。
石炭資料館は、ゆっくり見て回れば、1時間は必要になるほど展示内容が充実していましたが、出航時間まではあまり時間がないため、後で見たい方は、展示パネルを写真に撮るとよいと思います。
軍艦島(端島)での炭鉱開発は、三菱が行っていたこともあり、高島には立派な岩崎弥太郎の像がありました(下の写真)。
大河ドラマの「青天を衝け」では、岩崎弥太郎が渋沢栄一のライバルとして出ていたのを思い出しながら、島を回りました。
この日は、波も静かだったため、船に酔った人はほとんどいませんでしたが、波が荒れている日は、嘔吐する人が続出で大変だったという記事がありましたので、酔い止めがあると安心だと感じました。
軍艦島は、テレビで在りし日の姿や今は入れないところなどを予習していましたが、本物は迫力がありました。
島にある色は、コンクリートの灰色と植物の緑がほどんどを占めており、非日常感がすごかったです。
自然に朽ちていくところに軍艦島の価値があるという考えがあるため、今後も補修されることはなく、30号棟はいつ崩壊してもおかしくない状況にあるとのことで、危険性の関係から、軍艦島クルーズもいつまで続けられるかわからないようです。
貴重な体験ができて、よかったです。
3日目の行程表
バス 長崎発 佐世保着 高速バス
バス 佐世保発 パールシー着
①九十九島水族館 海きらら 所要時間1時間
②九十九島遊覧船 パールクィーン 所要時間1時間
バス パールシー発 佐世保市総合医療センター入口着
③海上自衛隊佐世保資料館 セイルタワー 所要時間2時間
バス 佐世保市総合医療センター入口発 佐世保駅前着 佐世保駅前行
ジャンボタクシー 佐世保発 長崎空港着
飛行機 長崎空港発 ANA670便 羽田空港着
3日目の感想と写真
長崎旅行三日目は、佐世保に行きました。
開通したばかりの新幹線で行くこともできたのですが、電車の接続があまりよくなかったため、高速バスで移動しました。
佐世保に行くことにしたのは、長崎県の観光で検索したところ、九十九島の景色がきれいという記事を読んだことと海上自衛隊の資料館が充実しているという記事を読んだことによります。
九十九島水族館 海きらら
九十九島到着後、遊覧船のチケットを買いに行ったら、チケット販売窓口で、直近の遊覧船は、学生がたくさん乗っており混雑するので、次の遊覧船の方がおすすめという話をされたため、当初の予定を変更し、まず水族館から回ることにしました。
この日の水族館のスケジュールを確認したところ、ショーの時間と水族館にいる時間が合わないため、見られないとがっかりしていましたが、展示物を見ている途中で、ショーの場所から声が聞こえてきました。
小走りで向かってみると、ショーの練習をしており、観客も数人いたので、急いで着席し、ショーを見ました。少し得した気がしました。
九十九島遊覧船 パールクィーン
遊覧船は、話を聞いていた通り、人がまばらで、写真撮影しやすい場所に移動しながら景色を感じることができました。
売店で、映画「すずめの戸締まり」とコラボしたお土産が売っていたため、映画にも九十九島が出るのかと思い、期待して映画を観ましたが、最後まで出てきませんでした。
映画を観た後に確認したところ、九十九島グループが映画に協賛していたため、コラボ商品が販売されていたということのようです。
海上自衛隊佐世保資料館 セイルタワー
その後は、バスで海上自衛隊佐世保資料館の近くで佐世保バーガーを食べ、海上自衛隊佐世保資料館を2時間じっくり見て回りました。
山本五十六直筆の書など貴重な展示物が満載でした。写真撮影が可能なものと撮影禁止のものが混在していて判断が難しいため、写真はほとんど撮っていません。
売店で展示物を紹介した本があればと思いましたが、ありませんでした。
日本の歴史に興味のある方にお勧めの資料館です。
佐世保から長崎空港へは電車の接続が悪いため、事前にジャンボタクシーを予約しておきました。
事前に予約しておけば、満席で乗れないということがないことから、ジャンボタクシーがお勧めです。電車よりも早く空港に着くことができます。
上の写真は、ジャンボタクシーの時間までの間に佐世保港で撮影したものです。
ちょうど日の入りのところで、きれいに撮影することができました。
旅行費用
この旅行は、楽天トラベルで予約しました。
全国旅行支援のおかげで、安く行くことができました。
旅行代金合計 60,500円
全国旅行支援 16,000円
支払金額 60,500円-16,000円(クーポン利用)= 44,500円