私は、旅行をする際は、事前にその地域の観光地等をいろいろ調べて、大まかな予定を立てるようにしています。
今回の福井旅行でも、公式サイトやブログで情報収集した上で出発したため、大きなトラブルもなく、充実した時間を過ごすことができました。
今後旅行する人に有益な情報を提供できればと思い、詳しめに旅行記を書いてみることにします。
1日目 行程表
9:30-10:35 羽田空港発 JAL185便 小松空港着
バス 小松空港バス停発 3番乗り場 280円 小松駅着
JR 小松駅発 JR北陸本線福井行 丸岡着 680円 41分
バス 丸岡駅発 本町着 200円
①丸岡城、丸岡歴史民俗資料館、一筆啓上 日本一短い手紙の館 所要時間1時間
バス 丸岡城発 39大和田丸岡線 福井駅行き 670円
ホテルルートイン福井駅前 チェックイン
②福井市立郷土歴史博物館 所要時間1時間
1日目の感想と写真
丸岡城
一日目のメインは、現存12天守である丸岡城です。
丸岡城行のバスは、本数が少ないため、事前に調べておかないと待機時間ができます。
この日はあいにくの天気で、飛行機の到着が10分遅れ、予定していた小松駅発の電車に乗れませんでした。そのため、小松駅で少し早いランチを食べてから、丸岡駅に向かいました。
丸岡城は、小ぶりながらも、昔ながらのお城という感じで、歴史を感じることができました。大きいお城とは異なり、見るところは多くありませんが、城好きとしては、十分満足できるものでした。
2階から3階に昇る階段(上の写真)は、かなり急で、荷物を持ちながら昇るのは大変でした。
丸岡城の近くには、丸岡歴史民俗資料館と一筆啓上 日本一短い手紙の館があり、バスまでの時間を使って回ると興味深かったです。
ホテルは、大浴場があるホテルルートイン福井駅にしました。
福井駅まで近く、値段もリーズナブルで、朝食も美味しかったです。
福井市立郷土歴史博物館
ホテルにチェックインし、荷物を置いて身軽になってから、福井市立郷土歴史博物館に向かいました。福井城のお堀の周り(歴史の道というらしい)を歩くので、歩いていて楽しかったです。
私は歴史と美術に興味があるので、旅行先に博物館や美術館がある場合は、できるだけ行くようにしています。福井市立郷土歴史博物館の常設展では、橋本左内の「啓発録」の内容に惹かれました。
夕食は、福井駅近くのハピリンという商業施設の天膳というお店で岩塩ヒレかつ食べ、ホテルの大浴場に入り、一日目を終えました。
2日目 行程表
JR 福井駅発 一乗谷駅着 17分 240円
①一乗谷朝倉氏遺跡博物館 復元町並 700円 330円 所要時間 2時間
バス 復元町並乗車 永平寺下車 450円
②永平寺 500円 所要時間 2時間
えちぜん鉄道 永平寺口駅 福井駅着 460円
2日目 感想と写真
福井駅から一乗谷まではバスで行くこともできますが、電車好きの私としては、本数の少ない電車の時間に合わせてホテルを出発し、九頭竜湖行の電車に乗ることにしました。
1両編成のワンマンカーが単線の線路を走るのは、風情があってよいものです。
一乗谷駅に到着すると、周囲はのどかな田園風景で、普段横浜の住宅街ばかり見ている私にとって、とても癒される景色でした。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館
一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、新しい建物で、開館直後は、来館者もほとんどおらず、ゆっくりと展示物を見て回ることができました。
印象に残ったのは、井戸に埋もれていたお金で、織田信長によって一乗谷が攻められた際に、後で取りに来る目的でお金を井戸に投げ捨てたものの、一乗谷全体が焦土と化したため、誰もお金を取りに来ることができなかったというものです。
一乗谷朝倉氏遺跡博物館から復元町並みや朝倉氏当主館までは徒歩で30分程度かかりますが、そこに行くまで遺跡の中を歩いて行くことができるため、時間を合わせて本数の少ないバスに乗るのではなく、歩いて歴史を体感することをお勧めします。
その際は、博物館に置いてある一乗谷ハンドブックを見ながら歩くとわかりやすいです。
平面復元地区は、考古学で出てきそうな遺跡という感じで、建物の痕跡から、当時を想像することができます。
復元町並地区は、その名の通り、当時の建物が復元されているので、イメージが湧きやすいです。建物と建物の間は、現在よりもゆとりがありますね。
朝倉館跡の背後は、小高い丘のようになっており、遺跡全体を俯瞰することができます。丘を歩き回り、少し離れた南陽寺跡庭園まで行きましたが、雨が降っていたこともあってか、それほど感動することはなかったため、時間がない場合は省略してもよいのかもしれません。
永平寺
復元町並の売店でお土産を買った後、永平寺行きのバスに乗り、永平寺に向かいました。永平寺は、道元を描いた「禅ZEN」という映画を観て、一度行ってみたいと考えていたところでした。
曹洞宗大本山というだけあって、思ったよりも見て回るところが多く、1時間で回れた場合に想定していた帰りのバスの予定を変更し、えちぜん鉄道で福井駅に帰ることにしました。
修行僧の生活を知り、俗世にまみれた今の生活を見直すきっかけになりました。
3日目 行程表
えちぜん鉄道 福井駅発 三国港行
①東尋坊遊覧船、東尋坊、東尋坊タワー 500円 所要時間2時間
東尋坊発 越前松島水族館着 87芦原松岡永平寺線 永平寺行 280円
②越前松島水族館 2,000円 所要時間2時間
バス 越前松島水族館発 芦原温泉行 630円 28分
JR JR芦原温泉駅発 小松駅着 金沢行 590円 29分
バス 小松駅発 小松空港行 リムジンバス 280円 12分
小松空港発 JAL192便 羽田空港着
3日目 感想と写真
福井旅行もいよいよ最終日です。
この日は移動距離が長い上、電車がバスの本数も少ないため、時間の調整に苦労しました。
東尋坊
東尋坊遊覧船は、海の状態により、東尋坊乗り場と三国サンセットビーチ乗り場になる場合に分かれます。私が東尋坊に行く前日と前々日は波が高かったため、遊覧船は欠航となっていました。
乗り場の最新情報は、X(ツイッター)で確認する形になっており、この日は、三国サンセットビーチ乗り場でした。
事前の予定では、福井駅からえちぜん鉄道で三国駅まで行き、三国駅からバスで東尋坊に行くつもりでした。しかし、三国サンセットビーチ乗り場は、東尋坊から結構離れたところにあるため、急遽予定を変更し、えちぜん鉄道の終着駅である三国港駅まで行き、そこから三国サンセットビーチ乗り場まで歩くことにしました。
三国港駅にコインロッカーがあることは事前にネットで調べて確認していたので、荷物をコインロッカーに入れ、三国サンセットビーチ乗り場まで歩きました。海沿いの道は、海が見えて景色はよいのですが、歩道が狭い場所も多く、歩くのにはあまり向いていない気がしました。
乗り場に着くと、私が一番乗りで、約20分後に出航するとのことでした。この遊覧船は、決まった時刻に出航するのではなく、「15分~20分の待ち時間でお1人様でも出航します」という形でした。
出航までの20分の間に、6人程度に増えたものの、座席はたくさんあったため、往路と復路でもっともよく見える場所に移動しながら、東尋坊クルーズを楽しむことができました。船内放送もわかりやすくて、よかったです。
波が落ち着いていたためか、船酔いすることはありませんでした。今回の旅行には、酔い止めを持ってくるのを忘れていたので、船酔いしなくてよかったです。
上の写真の座席の端のにある黒い袋は、酔った時のエチケット袋です。波が荒れている日は、エチケット袋を使う人もいるのだと思います。
船を降りた後は、荒磯遊歩道を歩き、東尋坊に向かいました。自然を感じながら歩くのはいいものです。
東尋坊から東尋坊タワーへは、土産物屋さんを通って行きます。
東尋坊タワーからの景色はよかったですが、タワー自体は老朽化していました。費用の関係から、タワーの修繕は大変なのかもしれないと感じながら、バスの時間までゆっくりしてました。
越前松島水族館
東尋坊の後は、越前松島水族館に行きました。
私は水族館が好きなので、旅行をした際に水族館があれば、できるだけ行くようにしています。
ネットで越前松島水族館について調べたところ、ペンギンの羽毛をミュージアムショップで買えるというので、楽しみにしていました。
ミュージアムショップを一周しても見つからなかったので、店員さんに確認したところ、あまり目立たないところに置いてありました。
ペンギンの羽毛を買える水族館は多くないので、POPなどで、もっと目立たせればよいのにと思ったりもしました。
コンペイトウという魚がクローズアップされていた点が他の水族館と違うところでしょうか。コンペイトウ館の建物がかわいくてよかったです。
今回の旅行では、お土産を買う時間があまりなかったため、小松空港で買おうと思っていたのですが、小松空港では、金沢土産が多く、福井土産はあまり置いてありませんでした。
とりあえず、福井名物の羽二重餅を買い、飛行機に乗りました。
旅行費用
参考までに今回の福井旅行のパック金額を記載します。
全国旅行支援のおかげで、かなり安く旅行することができました。
総額 40,100円
全国旅行支援 16,000円
クレジットカード決済 24,100円
全国旅行支援地域クーポン 6,000円分