これまでに観た映画の感想を10作品まとめて掲載します。
- 161 ニュースの天才 洋画 2003年 94分 ☆☆☆
- 162 カッコーの巣の上で 洋画 1975年 129分 ☆☆☆
- 163 父と暮せば 邦画 2004年 99分 ☆☆☆
- 164 地下鉄(メトロ)に乗って 邦画 2006年 121分 ☆☆☆
- 165 父親たちの星条旗 洋画 2006年 132分 ☆☆☆
- 166 硫黄島からの手紙 洋画 2006年 141分 ☆☆☆☆
- 167 007 カジノ・ロワイヤル 洋画 2006年 144分 ☆☆☆
- 168 エラゴン 遺志を継ぐ者 洋画 2006年 104分 ☆☆☆
- 169 それでもボクはやってない 邦画 2007年 143分 ☆☆☆☆
- 170 武士の一分 邦画 2006年 121分 ☆☆☆☆
161 ニュースの天才 洋画 2003年 94分 ☆☆☆
<映画の感想>
記事を捏造して問題になった記者を題材にした作品です。
名声を得たいという誰にでもある欲求を捏造という禁断の果実をかじることで得る。
しかし、記事の信憑性に疑問を持った他紙の記者による問い詰めに対し、虚偽の言い訳でしのごうとするが・・・ という話です。
ブログの広まりで誰もが市民記者になることのできる今の時代において、考えさせられること間違いなしです。
<キーワード>
ヘイデン・クリステンゼン ピーター・サースガード ビリー・レイ
162 カッコーの巣の上で 洋画 1975年 129分 ☆☆☆
<映画の感想>
精神病院のあり方という難しいテーマを題材にした名作です。
本作がアカデミー賞を総なめにしたというのは見れば納得できます。
特にラストシーンは強い印象を与えます。
私にとっては今後カッコーと聞くとラストシーンが浮かぶと思われるほどの衝撃でした。
<キーワード>
1975年アカデミー作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞
ジャック・ニコルソン ルイーズ・フレッチャー ミロス・フォアマン
163 父と暮せば 邦画 2004年 99分 ☆☆☆
<映画の感想>
ヒロシマの原爆を扱った作品です。
戦後の生活を原爆の影響と絡めて描くことで、戦争を表現しています。
舞台が元になっているということで、登場人数も少なくこじんまりとしています。
映画ならではのスケールの大きさを使わないというところに新鮮さがありました。
<キーワード>
宮沢りえ 原田芳雄 黒木和雄
164 地下鉄(メトロ)に乗って 邦画 2006年 121分 ☆☆☆
<映画の感想>
地下鉄の出口を出ると、高度経済成長期の日本や戦争中の日本に出るというファンタジー作品です。
ただ、なぜその時代に出るのかというのはストーリーでつながっていて、最後にああそういうことだったのかと思えます。
堤真一はやっぱりいい役者ですね。
<キーワード>
堤真一 岡本綾 篠原哲雄
165 父親たちの星条旗 洋画 2006年 132分 ☆☆☆
<映画の感想>
硫黄島での戦闘をアメリカの視点から描いた作品です。
といっても、本作の伝えたいことは激しい戦闘シーンではなく、戦費を稼ぐために「英雄」を作るアメリカのあり方だと思います。
有名な星条旗に関する裏話はアメリカでは有名らしいですが、私は知りませんでした。戦時国債を買わせるために作られた英雄が自己と葛藤しながらもがく様子を描いたさまは必見です。
日本兵が銃で殺されたり、火炎放射器で焼かれたりするシーンはやっぱり見ていて気持ちのいいものではありませんね。
<キーワード>
ライアン・フィリップ ジェシー・ブラッド クリント・イーストウッド
166 硫黄島からの手紙 洋画 2006年 141分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
「父親たちの星条旗」はアメリカから見た硫黄島を描いたものでしたが、本作品は日本側から見た硫黄島を描いたものです。
「父親~」で見たシーンと同じもの日本側から描かれていて、物事は見る側によって異なるということがよくわかりました。
ほとんど日本語の作品ながら制作国はアメリカという点でも貴重な作品だと思います。
音楽も秀逸で、サウンドトラックをいつも聞いています。
<舞台挨拶の感想>
朝6時に起きて、有楽町に向かいました。舞台挨拶は朝コマの後と昼コマの前にあるのですが、どうせなら観た後のほうがいいだろうということで早起きしました。
劇場のなかに入って驚いたのは、男女比です。2:8くらいでした。カップルが多いだろうと予測していましたが、ほとんどが女性のグループでした。
舞台挨拶のある初回だけにスタンディングオベーションがやりたかったのですが(笑)、拍手だけでした。
エンドロール後に照明が点くと、どかどかと取材陣が入ってきました。テレビカメラ6台、スチールカメラマン20人くらいはいましたね。
渡辺謙は連日のプロモ活動で声が出ないのか、かなりの低音でした。 挨拶の内容は伊原さんが一番よかったと思いました。
舞台挨拶と写真撮影だけで、10分もなかったですね。
<キーワード>
渡辺謙 二宮和也 クリント・イーストウッド
167 007 カジノ・ロワイヤル 洋画 2006年 144分 ☆☆☆
<映画の感想>
007シリーズで最初に観たのがこの作品です。シリーズものということでこれまでは避けていたのですが、一作完結という話を聞いて観る気になりました。
息もつかせぬ展開で、これぞエンタテインメントという感じでした。新しい映画館だけに音響もよくとても楽しめました。
<キーワード>
ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マーティン・キャンベル
168 エラゴン 遺志を継ぐ者 洋画 2006年 104分 ☆☆☆
<映画の感想>
1月1日オールナイトの午前2時30分からの回で観ました。
なかなか面白かったのですが、ロードオブザリングのにおいを強く感じました。
ファンタジー映画というのはこんな感じが普通なのでしょうか。
<キーワード>
エド・スペリーアス ジェレミ・アイアンズ
169 それでもボクはやってない 邦画 2007年 143分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
痴漢冤罪をテーマにした作品です。
加瀬亮が弱気そうな青年を演じていて、うまいキャスティングだと思いました。
この作品を見た後、混雑する電車に乗るときは、痴漢に間違われないように両手でつり革をつかみ、痴漢と疑われる恐れを最大限小さくするようにしました。
今の電車は、蛍光灯の端の部分に防犯カメラが付いている場合も多いため、冤罪は少なくなるかもしれませんね。
<キーワード>
加瀬亮、瀬戸朝香、周防正行
170 武士の一分 邦画 2006年 121分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
キムタクが武士を演じるというのに興味を持ち、観ました。
原作は、藤沢周平の小説で、たそがれ清兵衛、
<キーワード>
木村拓哉、檀れい、山田洋次