これまでに観た映画の感想を10作品まとめて掲載します。
101 皇帝ペンギン 洋画 2005年 86分 ☆☆☆☆☆
<映画の感想>
話題になる前からずっと注目していた作品です。ディープブルーを超えています。
かわいさだけでなく厳しさも描かれており秀逸です。
多くの映画は吹き替え版よりも字幕版のほうが上映数が多いものですが、この作品は吹き替えに大沢たかお、石田ひかり、神木隆之介を使っていることから、吹き替えのほうが多いんですよね。
吹き替え版のほうがペンギンに集中できますから、吹き替え版のほうが多いんでしょうね。
なお、アメリカ版はモーガン・フリーマンが一人でナレーションを担当しているそうです。
<キーワード>
石田ひかり 大沢たかお リュック・ジャケ
102 アメリ 洋画 2001年 120分 ☆☆☆
<映画の感想>
面白い作品です。
ファーストシーンからやられっぱなしでした。
いかにもフランス映画という感じの映画だと思います。
<キーワード>
オドレイ・トトゥ マチュー・カソヴィッツ ジャン・ピエール・ジュネ
103 インストール 邦画 2004年 94分 ☆☆☆
<映画の感想>
皇帝ペンギンの神木隆之介の声がよかったので、借りました。
期待していなかった割には、なかなか楽しめました。
音楽も作品にマッチしていてよかったです。
原作を読みたいと思わせてくれた作品は久しぶりです。
<キーワード>
上戸彩 神木隆之介 片岡K
104 マレーナ 洋画 2000年 92分 ☆☆☆
<映画の感想>
戦争の間接的な影響を痛感させられる作品です。
個人的には少年の父がとても面白かったです。
イタリア語は、聞いていて気持ちがいいですね。
<キーワード>
モニカ・ベルッチ ジュゼッペ・スルファーロ ジュゼッペ・トルナトーレ
105 es エス 洋画 2001年 119分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
刑務所ものと聞いていたので、どんな展開になるかはおおよそ見当がついていたのですが、この作品の展開は筆者の想像を遥かに超えたものでした。
人が権力を持ち暴走する怖さをまざまざと見せつけられます。
映画を観終わったあとの後味は最悪で、夜なかなか寝付けなかったほどでした。
スタンフォード大学での実際の実験が題材となっており、この実験内容についてアメリカでは訴訟になっているらしく、公開されていないみたいですね。
こんなに衝撃を受けたのは久しぶりです。
<キーワード>
モーリッツ・ブライプトロイ クリスチャン・ベルケル オリヴァー・ヒルシュビーゲル
106 夜逃げ屋本舗 邦画 1992年 106分 ☆☆
<映画の感想>
内容はタイトル通り借金などのために夜逃げする人を助けるというものです。
夜逃げ屋と信販会社との闘いと90年代の日本が見所だと思います。
終わり方は微妙でしたが、法律に興味のある人にはお薦めです。
<キーワード>
中村雅俊 大竹しのぶ 原隆仁
107 アビエイター 洋画 2004年 169分 ☆☆☆
<映画の感想>
アカデミー作品賞大本命といわれながら主要な賞は獲れなかった作品です(この年の作品賞は「ミリオンダラー・ベイビー」でした。)。
漫画の『課長 島耕作』では、この作品のモデルであるハワード・ヒューズをモデルにしたキャラクターが出てきており、彼がどのような人物だったのかに興味がありました。
飛行機のシーンなど魅せる場面はありましたが、期待ほどではありませんでした。
映画公開時の観客動員数が少なかったのもうなずけます。
<キーワード>
レオナルド・ディカプリオ ケイト・ブランシェット マーティン・スコセッシ
108 インサイダー 洋画 1999年 158分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
タバコ会社に勤めていた研究者による、タバコの害についての内部告発がテーマになっている実話を基にした作品です。
企業内で知ったことの守秘義務や裁判所による公開禁止決定、放送倫理などに振り回される様は観ていてはらはらします。
これを観てもタバコを吸いたいという人がいるんですかね。
スモーカーに是非観てもらいたい作品です。
ちなみに、筆者はノンスモーカーです。
<キーワード>
ラッセル・クロウ アル・パチーノ マイケル・マン
109 マトリックス レボリューションズ 2003年 129分 ☆☆☆
<映画の感想>
マトリックス3部作の完結編です。前2作を観てから数年経っているので、ストーリーを忘れかけていましたが、観ているうちにだんだんと過去の記憶がよみがえってきました。
派手な戦闘シーンなどは悪くなく、前作よりは楽しめたような気はします。
でも、この世界に浸りきることはできませんでした。
筆者にはロードオブザリングシリーズのほうがあっているみたいです。
なお、スミスとの闘いのシーンではドラゴンボールの天下一武道会が、頭の中に浮かんできました。筆者だけかと思っていたら他にもたくさんいるようです(映画の感想HPによる)。
<キーワード>
キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーン ウォシャウスキー兄弟
110 蝉しぐれ 邦画 2004年 131分 ☆☆☆☆
<映画の感想>
藤沢周平原作の作品です。
たそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪に続く映画化作品ということで、楽しみにしていました。
シリアスなシーン、アクションのシーンなど様々な展開があり、退屈しません。
音響も意識しているようで、ドキッとしたところが何箇所かありました。
全体としてはよかったと思うのですが、ふかわりょうと今田耕司が出てきたのには参りました。普段のバラエティのイメージが頭の中に出てくるので、いきなり現実に戻された気がして、感情移入に支障が出てしまいました。
また、一青窈の「かざぐるま」が劇中で使用されなかったこともマイナスだったような気がします。最後のエンドロールのところで流してくれたほうがよかったです。イメージソングという扱いだから仕方ないのかも知れませんが、この点が少し残念でした。
<キーワード>
市川染五郎 木村佳乃 黒土三男